福祉科1年生の生活支援技術の授業~着脱(更衣)介助~

公開日 2021年09月14日(Tue)

【福祉科1年生の生活支援技術の授業~着脱介助(更衣介助)~】

高校に入学してから約半年,福祉科1年生の生活支援技術(介護技術を学ぶ科目)の授業も進んできました。

今日は,片麻痺のある方の座位での着脱介助です。まず,教員のデモストレーションの後,自分自身で片麻痺があっても着脱できる方法を学びます。

そして,生徒同士で利用者役と介助者になり,片麻痺のある利用者の介助方法を学びます。環境整備や介助する上での注意事項をふまえ,上着は前開きやかぶり型なのか,ズボンなのか・・・,衣服は清潔を維持する上でも個性を発揮する楽しみの要素もあり,その方のQOL(クオリティオブライフ)にも関わってきます。

脱健着患(だっけんちゃっかん)」という着脱介助の原則も学びました。片麻痺等がある場合,健側(健康な側)から脱がせて,患側(麻痺側)から着せる・・・実習してみると,この原則に則って介助すると利用者様にも負担がかからず,介助もスムーズにできました。声かけも大切です。知識と技術の大切さを感じたようでした。

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