公開日 2023年06月14日(Wed)
月曜日の全校朝礼で校長先生が『さつまの三構え』と『交流戦』の話しをしてくださいました。
『さつまの三構え』とは,さつま町の教育の中で伝統的に大切にされている3つの構えで,「身構え,心構え,物構え」です。「身構え」は,学習中の姿勢,挙手の仕方,返事,起立の仕方 等,目に見えることの準備を意味しています。「心構え」は,授業に対する意識,準備,発言,行動 等の精神的な準備を意味します。「物構え」は,机上の整理,教室内の整理整頓,ノートの取り方,忘れ物ゼロ 等,物質的な準備を意味しています。素晴らしい取り組みですね。取り入れようと思った人もいるかもしれません。ここで5月15日の全校朝礼で私が話した『なぜを大切にしましょう。』という話しを思い出してください。「さつまの三構えをなぜさつま町は大切にしてきたのでしょうか?なぜ,身構え,心構え,物構えという言葉が生まれたのでしょう?>」おそらく,いろんな答えがあると思います。あとで,みなさんなりに考えてみましょう。と校長先生の解釈を話してくださいました。そして,校訓の「自律」につながる要素もたくさん含んでいます。さつまの三構えの大切な部分を皆さんが理解し,さらに応用させて皆さんなりのやり方で普段の生活に生かして欲しいと思います。
『お隣の川薩清州館高校と交流会または交流戦みたいなものが出来ないでしょうか?』と,県内の交流戦の歴史について話してくださいました。
そして,地方の学校で行った経験も話されました。「何をするかは,まだ何も決まっていません。生徒会を中心に両校で協議をすすめ,何をするか,どうやれば盛り上がるか考えて欲しいと思っています。その協議や準備が重要であり,君たちにとっても大切な経験になります。想像してみてください,薩摩中央高校の全校生徒が心を一つにして盛り上がり,仲間に向かって全力で応援する姿を。ぜひ,自分達が納得のいく楽しい行事を自分達の力で実現させてください。この行事を形にすることが『創造』であり,みんなの力で成功させることが『共生』です。」
校訓の「自律・創造・共生」という大きな目標に向かって一歩一歩進んでいきましょう(*^o^*)